先日、小回りが利くようにノートパソコンを購入したのだ。
その名は、IBM ThinkPad R40e type2684 GDJ(PDFファイル)
Yahoo!オークションで1万円ほどで購入したのであった。
このパソコンには最初から無線LANが内蔵されていたのが、IEEE802.11bという欠点が・・・
もう少し早い通信を望んだ自分は、無線LAN(MiniPCI)の換装という実験を行ってみたのであった。
①MiniPCIの場所の確認
裏にしてネジ1本で簡単に姿を現した。
②新しいMiniPCIカードの準備
手持ちのWLI-MPCI-G54を使用することに。
③手際よく換装を行い、終了
ここまで、約5分の簡単な作業で無線LANが早くなったのだ!
っと思ったら・・・!!
1802 Unauthorized network card is plugged in. Power off and remove the Mini PCI network card.
と表示されて起動しないのである。
調べてみると、対応していないネットワークカードを挿入すると起こって起動しなくなるらしい。
こんなところで挫折してたまるかと、さらに調べる神のようなファイルを見つけたのだ。
その名は「no-1802.com」
起動時にBIOSでネットワークカードのチェックを行っているのだが、その部分をなくしてしまうバッチファイルなのである。
これで安泰と思ったのもつかの間。
起動用のフロッピーディスクにいれて、MS-DOSで実行すると説明されている。
我がパソコンにはフロッピーディスクはなく、外付け用のドライブの持っていないのである。
さらに考えて、探すこと数時間
パソコン上で、仮想フロッピードライブを扱えるソフトを見つけたのだ。
Virtual Floppy Drive 2.1
そして、そのフロッピーディスクイメージをisoファイルに変換するソフト
fdtoiso_gui
①仮想フロッピードライブをマウントして、マイコンピューターから、フォーマット
「起動ディスク」を作成する
②フロッピードライブを開き、no-1802.comをコピーする
③その状態で、フロッピーディスクイメージを保存
④フロッピーディスクイメージをisoファイルに変換
⑤CD-Rにisoファイルを焼いて
⑥CD-Rをセットしたまま再起動
⑦F12を押して、ブートドライブをCDドライブに変更
⑧「no-1802.com」と入力してEnter
⑨何も変わらないが、BIOSは書き換え終了
ここまでの作業で半日以上を費やし、早速、MiniPCIカードを交換して起動すると、簡単に起動できてしまった。
しかも、ドライバーを当てたら、すぐに通信も完璧!
これで快適な生活に1歩近づいたのだ。